HDMIポートがないPCとChromecastを1つのモニタでスイッチできるようにした話
こんにちは、発見と創造ラボです。
今日は趣味の話です。
ほとんどTwitterの引用をしながら説明をしていきますが、なぜ発見と創造ラボのアカウントでやらなかったのか自分を問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
ちなみに発見と創造ラボはおいでよ上田の中の人でありコーディネーターです。
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最初、モニタは一つで、PCはd-sub、ChromecastはHDMIで接続していました。
これの問題点は
- PC側の音声が伝送されないため、インターネット等の音声がスピーカーから出てこないので、別途イヤホン等をつなぐ必要があった
- 切り替えするとき、モニタの入力切替をいちいちしなくてはいけない(不便)
主にこの2点で不便がつのり、両方ともHDMI入力にして切替器を使うことにしました。
HDMI2つの入力をボタン一つで切り替えができるというシロモノです。音声ももちろん両方とも伝送されるため、スピーカー一つでどちらの音声も出るようになります。
目次
HDMI切替器とHDMIケーブルとDisplayPort to HDMIケーブルを購入
とりあえず、必要最低限のものを購入。
HDMI切替器はこんなのを買いました。
しかし、確認不足の極みですが、PC側にHDMIポートがないことが判明。
泣きながらDisplay Port→HDMI変換ケーブルを購入するも、どうにもこうにも映らず。
初期不良か?と思い交換品を頼むと、PC→モニタにつなぐのは問題ないのに、切替器を挟むとやはりうつらない。どうやら切替器とDisplayPortの相性自体が良くないことが多いようです。
グラフィックボードを増設
グラフィックボードはだいぶ前に知人から譲り受けたお古。とはいえHDMIポートがついているので、こいつを使えばPCからHDMIで出力できる。Display Portなどという珍妙な規格を使わなくて済むという寸法です。
グラフィックボード増設の際に気をつけないといけないのは電源周りです。グラボは電力を食うので、最悪PCが起動しなくなる、なんてことにもなりかねません。
増設するPCは電源ユニット350Wに対し、PCにもともと搭載されているCPU(Corei5 6400)の消費電力は65W、グラフィックボード(Zotac GTX750ti)は60W、合計で消費電力は125Wということがわかりました。
めやすとしては電源ユニット容量の半分程度に消費電力を抑えておくと良い、ということで、行けると判断。
増設したグラボは写真右上、ファンの奥です。
しかしここで問題が。
このグラボ、HDMIの出力がMini-HDMIという規格だったのです。
HDMIの規格に踊らされる
HDMIの規格には大きく分けて3つあるようです。
- HDMI:Type-Aとも。基本的なタイプ
- HDMIミニ:Type-C。デジカメなどとTVを接続したりする場合に使われることが多い
- HDMIマイクロ:Type-D。スマホなどにも接続できるタイプ
で、今回グラボと接続できるのはHDMIミニというタイプ。
実はこんなに規格があることを知らず、一度HDMI→HDMIマイクロを購入してしまいました。
そしていざ接続というときに「あ、あれっ!? なんか大きさ違くない…!?」
という紆余曲折もありましたが、無事思い描いた環境を作ることができました。
何だかんだありましたが、趣味とはいえ勉強になった一件でありました。