ル・ポールのドラァグ・レース シーズン13がNETFLIXで見れるようになったので、エピソード1・2を見たレビューをする
こんにちは、発見と創造ラボです。
びっくりするほど更新していませんが、今日は事業とは全く関係のないレビュー記事です。(えっ?)
数年前からアメリカのリアリティショーである「ル・ポールのドラァグ・レース」にハマっておりまして、日本でも翻訳付きでこれがNETFLIXで見れるんですよね。
これまで10年以上続いている大人気番組で、2021年にアメリカで放送された最新シーズンがつい先日(2021/06/12)NETFLIXで配信されておりました。
この記事では「ル・ポールのドラァグ・レース」ってすげぇぞ、という話と、最新シーズンのシーズン13・エピソード1・2を見た感想を書いていきます。
エピソード3以降のレビューも書きたい。
目次
ル・ポールのドラァグ・レースとは?
ル・ポールのドラァグ・レースは、ド派手で過剰な女装をするパフォーマー、ドラァグ・クイーンの勝ち抜きリアリティ番組です。
ル・ポールのドラァグ・レース | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
ル・ポールのドラァグ・レース(英語: RuPaul’s Drag Race)は、アメリカ合衆国のリアリティ番組。
ル・ポールのドラァグ・レース – Wikipedia
米ドラァグ・クイーン界の大御所であるル・ポール(英語版)が主催する勝ち抜きコンテストで、「アメリカズ・ネクスト・ドラァグ・スーパースター」の称号と賞金10万ドルを目指し、クイーンたちが様々な課題に挑戦する。クイーンたちは課題を通して「カリスマ、個性、度胸、才能」を競い、下位に選ばれた2人が口パク対決をする。口パク対決に破れたクイーンは、その週の脱落者となる。個性的で豪華絢爛な衣装や、クイーンたちの織りなす人間ドラマ、毎週登場する豪華なゲストたちも見どころ。
ル・ポールは日本で言うところの美輪明宏さんみたいな立ち位置でしょうか。ちょっと違うか。
ル・ポールは2021年現在60歳。超大御所のドラァグ・クイーンですが、男装でも女装でもめちゃくちゃ素敵な方です。美しすぎて年齢がわからない。
ドラァグ・レースは2009年にアメリカでシーズン1が放映され、2021年でシーズン13。
テレビ界のアカデミー賞とも言うべき栄光ある賞、エミー賞をリアリティ番組・コンペティション部門で受賞していて、アメリカでは社会的にも影響が大きい番組のようですね。
コンペティションの内容はさまざまで、ファッションセンスを競うものだったり、作詞をして音楽に合わせダンスをしたり、お題に合わせた衣装を自作してパフォーマンスをしたり、ものまねで笑わせたり、など。
勝ち抜き戦で、各回の最下位2名でリップシンクという口パク対決をします。
出場者同士はコンペティションの中で友情が生まれたりいざこざがあったり、そして仲良し同士がリップシンク対決をして必ずどちらかが脱落しなくてはいけないという状況になったり…
ただの勝ち抜き戦を楽しむだけでなく、人間ドラマも見どころです。
アメリカは日本とは違い多くの民族で構成されている国です。
クイーンたちはもともとLGBTQ+に属する人が多いのですが、それとは関係なく肌の色や宗教観の違いなどでも差別の当事者となることもあります。
出場者はコンペティションのなかでそう言ったトラウマの告白をしたり理解しあったり受け入れあったり時にはぶつかったりする様子を見ることができる、まさに今見るべき作品の一つともいえるんじゃないでしょうか。
シーズン13 出場者の印象とエピソード1・2を見た感想
シーズン13はシリーズ初の新型コロナ対策をした「ニューノーマル」なシーズンとなりました。
シーズン12の最後、新型コロナウィルスが世界的に蔓延したこともあって「来シーズンやるんだろうか…」と思ったのを記憶しています。
そのためなのか、初回からこれまでのシーズンとは違う演出が満載。ヒヤヒヤしながらエピソード1・2を鑑賞しました。
今回は出場者の紹介をしながら感想を書いていきたいと思います。
ちなみに引用はすべてル・ポールのドラァグ・レース公式インスタグラムから。普段の姿からドラァグ姿になる動画、めっちゃ好き。
キャンディ・ミューズ
キャンディはとにかくめっちゃ可愛いマスコット的なクイーン。最初のリップシンクでかわいい。妹が「1/10サイズにしてギュッギュしたい」って言ってたのマジそれなってなりました。(語彙)
ちょっと口が悪いような気がするけど、繊細さもあったりプライドもあったり、これから気になるクイーン。
デナリ
以前見ていた「Call Me Mother」のアイスダンス動画、この方の動画でした。知らなかった。
もともと知っていたということもあるけど、普段はイケメンだしドラァグ姿も美意識をとても感じる。かわいい。
フィギュアスケートの選手で金メダル保持者だとか。
ゴットミク
尊い。尊すぎる、ゴットミク。通称ミク。
ゴットミクはトランスジェンダー男性です。つまり女性として生まれたけれど性自認は男性で、性転換手術も受けています。
実はドラァグ・レースの歴史の中で、トランスジェンダー男性の出場は初。トランスジェンダー女性(男性として生まれ、性自認は女性)を告白した出場者はいました。
前シーズンまでは、ランウェイに出場者が登場する際「最高の女性に勝利を!(The best WOMAN win!)」とル・ポールが言っていたのですが、今シーズンからはこれを受けてか「最高のドラァグクイーンに勝利を!(The best DRAGQUEEN win!)」に変更されました。
愛を感じるなあ。
ジョーイ・ジェイ
ティーザーとエピソード1で登場した時の姿が全然違っていたびっくりしました。登場した時の衣装、かなり好き。
副業で小銭稼ぎしてるみたいなことを言っていた気がするけどクオリティはかなり高いです。ショートヘアのほうが個性出てて好き。
ロゼ
とてもクイーンらしいクイーン。かわいい。そしてゴージャス。
登場時のウィッグがめっちゃ素敵。そして普段の姿がすごいイケメン。自信家なんだなというのがひしひしと伝わってくるし、ポークチョップ組送りになった時の落胆が見ていて辛かった…
カモラ・ホール
S12WINNERのジェイダ・エッセンス・ホールのグループ、ハウス・オブ・ホールの一員らしいです。めちゃくちゃジェイダ感引き継いでる。特に鎖骨回り
まだほとんど人柄とかはわからないけど、同じアジア系として応援したいですね。まつ毛のつけ方非常に好き。勝ち進んでほしい。
ティナ・バーナー
ギャグみたいな名前だけど実際の話しぶりとかを見ると、クイーンとして誇りを持っているんだなというのをとても感じます。歴も長く「紀元前からドラァグしてるわよ」(自称)。
オズの魔法使いの登場人物、ブリキ男の衣装が本当に感動してしまった。心臓…😳💓
シモーン
本人が「リアルな女性を目指してる」と言っていたとおり、かなり女性だし美人。自分のポラロイドをドレスにするとかなかなかクレイジー。笑
第一印象は、どうもほかの出場者とは違う視点を持っていそうだということと、自信があるんだなという二つ。それからリップシンクの表現力がかなり高いなと感じました。
ちなみにシーズン12ファイナリスト・ジジのドラァグシスターだそう。
ユティカ
眺めていて楽しくなるタイプのクイーン。かなり好きです。シーズン8のソージーに近いものを感じる(ソージーも好き)。
勝てるかどうかという視点だとうーん…!?という感じだけど、彼女のショーは非常に見てみたい。
ララ・リ
いまのところ印象はあまり強くないけど、いい人感漂ってますよね。ミス・コンジニアリティになりそう。
後述するタミーシャのドラァグ・ドーター(師弟関係)だそう。ドラァグ親子で出場はシーズン13が初です。
エリオット
第一印象は正直「イモい」という感じ。あんまり強い印象がなくて、リップスティック投票は「わかる…」となってしまった。
けど、エピソード2のパフォーマンスを見るとそんなことなくて、もし仮にエリオットが最も「弱い」とするとシーズン13は全員が実力者揃いだなという感じです。
これからどういう風に印象付けられていくのか楽しみ。
オリヴィア・ラックス
正直印象は薄かったです。
けど、ドラァグ歴がめちゃ短くて、ほかの出場者に比べるとまだ初心者に毛が生えたくらいだといってもいいのに、かなりの完成度を持ってくる。やばい。
タミーシャ・イマン
めっちゃお母さん感あります。
それもそのはずで、ドラァグ・ドーターが100人近くいるそうで、ララ・リもその一人。やばい。歩くドラァグ教科書と言われているとか。
実はシーズン12で出場が決まっていたのにガンが見つかり、治療のために出場を見送ったとのこと。しかもエピソード1でいきなりポークチョップ組行きとか、なんかもう見てられないくらいかわいそう。
でもめちゃめちゃ諦めが早くて、潔さではないけど、母としての姿であろうとしているのを強く感じます。
エピソード1が鬼畜すぎる
とにかく今回の選考方法は鬼畜が過ぎます…
コロナ対策をしながらなので、一度にいきなり全員をワークルームに集められなかったのでは、と予想してますが、実際はわかりません。
実際に番組スタッフは全員マスクとフェイスガードをしてますね。審査員も間にアクリルの衝立で区切られているし、ソーシャルディスタンスめっちゃ保ってました。
ともかくポークチョップ組がかわいそうすぎるけど、いきなり脱落とかじゃなくてよかったです…
リップシンク勝者組はちょっと余裕がある感じですが、逆を言うと若干油断してそうな印象。エピソード2ではだれも脱落しなかったのでほっとしました…
これから見進めていくのが楽しみすぎます…!
続き↓
参考にしたサイト
ルポールのドラァグレース「シーズン13 Meet the Queens」感想レビュー! | ルポールのドラァグレース ゴシップス (rpdr.info)