上田市シルバー人材センター会員様向けにスマホ困りごと勉強会を開催しました
こんにちは。
発見と創造ラボの水㟢です。
このたび、公益社団法人シルバー人材センター上田事務所様からご依頼いただき、会員様向けスマホ困りごと相談会を企画・運営しました!
令和6年2月から3月にかけて、長和、真田、丸子、東御、上田の各支所で6回にわたり実施。どの会場でも大変ご好評いただき、「支所は違うけど、評判が良いから上田の日程に参加したい」という方もおられ、最終日の上田支所では前半・後半の入れ替え制での実施となりました。
目次
スマホ困りごと相談会とは?
上記の通り、今回はシルバー人材センター様の研修の一環としてご依頼いただきました。
しかし、スマホについての座学は大変難しいのが現状です。
というのも、スマホは様々な機種があり、ボタンの位置が違う・画面配置が違う・アイコンのデザインが違う・操作方法が違うなど、機種によって全く操作方法が異なるからです。
研修の参加者も全員が同じ機種を使っていることなどほぼなく、これまでスマホ関連で行った研修も、なかなか評判が上がらなかったというのが事務局の方の悩みでした。
そのため、今回はなるべく個別相談に近い形を取り、参加者の方が普段から疑問に思っていることや困っていることを解決する場にすることを目標にして実施することに。
ご協力いただいたNPO法人てまサポのみなさんについて
今回のスマホ困りごと相談会は、全6回で累計約70名ほど、平均しても1箇所あたり10名を超える方にご参加いただきました。
流石に私一人ではどうしようもなかったため、スマホサポートのスタッフとしてNPO法人てまサポの皆さんにご協力をいただきました。
この場を借りて深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
てまサポさんは上田市長瀬を拠点としたNPO法人で「情報格差を生まない持続可能な地域づくり」を掲げて活動をしています。
自治会会員の方や地域の高齢の方などに向けたスマホの交流勉強会を行っており、「教える」だけでなく「コミュニティを作って自走していけるしくみづくり」にも力を入れています。
今回役1ヶ月にわたりご協力いただく中でその活動に共感し、私もてまサポさんのお力になるべくメンバーの一人に加えていただきました。
WEBサイトは、現在ご依頼いただいて当方で作成中です。
こちらも公開されたらお知らせしたいですね。
「教える」ではなく「寄り添う」ことの大切さ
今回のスマホ困りごと相談会では、「先生となって教える」というよりは「寄り添って一緒に解決していく」というスタイルで実施しました。
以前勤務していた上田市マルチメディア情報センターでも個別にスマホやパソコンの相談員を担当していましたので、その経験やノウハウがそのまま役に立った形です。
この相談員を担当していたときから、「解決する」よりも「寄り添う」ことをとても大切にしていました。
当時から気になっていたのは、相談に来られる方が「お母さん(お父さん)こんなこともわからないの?」と言われて恐縮してしまっている場合がとても多いことです。
相談に来られるのはやはり中高年世代が多数。
そして「こんなこともわからなくて本当に恥ずかしいんだけど…」と遠慮がちに話し始める方が大勢いました。
若い世代の人が普通に使っているものを使えないことを「恥ずかしい」と感じてしまっている方が本当にい多いのです。
わからないから聞いているのに「こんなこともわからないの?」と言われてしまう。
そして教えてほしいと言いづらくなり、ますますわからないままになっていく…
そんな方がおそらく、見えないだけで身近にたくさんいるのだと感じていました。
この状況は困っている本人はもちろん、「わからない」ことが想像できない若い世代にとっても幸せな状況では決してありません。
大きな話になってしまい恐縮ですが、こういったことの積み重ねが世代間の分断にもつながりかねないと私は感じています。
スマホ勉強会の企画・運営承ります
今回のスマホ困りごと相談会はたいへんご好評いただき、参加された会員さんからもとても満足してくださったというお話を事務局の方から沢山お聞きしました。
これも関わってくださったてまサポの皆さんや、以前の勤務先の皆さんにお教えいただいたスキル、ご相談をいただいたご縁など、沢山の方のおかげです。本当にありがとうございました。
私個人としても、より多くの方にスマホを始めとした情報技術で幸せになってほしいという願いを強く持って独立した経緯もあり、これからも力を入れて実施していきたい事業の一つです。
ぜひ、自治会や趣味の団体などでスマホの勉強会などを企画する際はご相談ください。
Facebook・X(Twitter)・Instagramなどのメッセージなども歓迎です👌